解体される「バブルの塔」! [社会]
一部報道でもありましたが、東京上野の不忍池のほとりにある「ホテルソフィテル東京」の解体工事が先月から始まりました。
ここは元々、法華クラブのビジネスホテルがあった場所でもあります。ところが法華クラブの2代目馬鹿社長(小島五十人氏)は何を思ったか、ここに自分の名を冠した高級ホテル(「ホテルKOJIMA」→注:正確には「COSIMA」だったようです。訂正してお詫びします。)を建設します。その建物こそが今回解体される"バブルの塔”に他ならないのです。
「ホテルCOSIMA」は、開業がバブル絶頂期に間に合わなかった関係もあって業績は低迷したようで、そのあおりを食って法華クラブ自体が倒産(会社更生法申請)に至ってしまいました。
現在、法華クラブは不採算店等(勿論、ホテルCOSIMAを含めて)を売却して細々と営業を続けていますが、馬鹿な2代目さえいなければ、今頃は「東横イン」位の規模に成長していたかも知れないだけに、かつて法華クラブを利用していた記者にとっても残念でなりません。
どうせなら、ここのバブルの塔はそのままの姿で残し、「馬鹿社長の負の遺産」として末代まで語り継いでもらいたかった、と思う今日この頃です。
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