日本列島ダム探訪 -亀山ダム(千葉県)- [ダム]
千葉県房総半島の中央部に位置する亀山ダムは、1980年に完成した比較的新しいダムです。
ダムの概要を説明する看板によると、このダムは2級河川の小櫃川(おびつがわ)河川総合開発事業の一環として建設され、洪水調整、流水の正常な機能の維持及び都市用水の補給を目的としている、との事で、意外にも千葉県では最初の多目的ダムでもあります。
堤高(ダムの高さ)は34.5m、堤頂長は156.0mの直線重力式コンクリートダムで、千葉県では最大規模を誇ります。
ちなみに、写真をご覧の通り、ダムの横には「21世紀への継承遺産」なる随分大げさな看板も立っていますが、上総地区周辺の貴重な水がめになっているのは紛れも無い事実であり、今後も重要な役割を担っていくものと思われます。
亀山ダムは、JR久留里線上総亀山駅から徒歩で15分ほどで行けるような比較的見学しやすい場所にありますので、久留里線ご利用の際は一度訪れてみる事を、記者としてはおススメします。
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