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寂しい?総裁選 [政治]

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 8月に行われた総選挙で自民党は歴史的惨敗を喫し、その責任を取って麻生前首相は自民党総裁も辞任しましたが、それに伴う自民党総裁選(28日)を前に、9月23日には横浜駅前で3候補の立会演説会が行われました。
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 演説は①西村康稔氏(兵庫県選出) ②河野太郎氏(神奈川県選出) ③谷垣禎一氏(京都府選出)の立候補順に行われ、今後の自民党をどう立て直すのかについて、文字通り三者三様の主張を聴衆に訴えました。

 各候補とも工夫を凝らした演説をしていましたが、何せ野党に転落したばかり。「知名度2%からのスタート」(西村氏)、「今回は、ただの野党の党首選」(河野氏)、「自民党は国民の方に向いていたのか」(谷垣氏)といった具合に、自虐的とも思える話が候補者の口から次々と出て来たのが印象的でした。
 しかも、夕方のニュース(スーパーJチャンネル)では「盛り上がりに欠ける総裁選で、最も聴衆の注目を集めたのが司会を務めた小泉進次郎氏だった」などと報じられる始末。ただ、現場で一部始終を眺めていた記者から見ると、確かにそういう面もある反面、地元出身の河野氏には聴衆から多くの声援が飛び交っていたのも事実であり、まるっきり盛り上がりに欠いていた訳ではないことだけは申し上げておきます。もっとも、昨年の総裁選よりも聴衆が少なかったのは紛れもない事実ですが(笑)。

 ちなみにこの日の演説会には参院議員の神取忍氏も駆けつけ(写真下)、「強い精神力を持っているのが河野太郎です」と、遠慮がちな他の前議員たちを尻目に、河野支持を鮮明に打ち出していました。
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 記者は自民党員でも支持者でも無いので、今回の総裁選に投票する権利はありませんが、誰が総裁に選ばれ、どうやって自民党を立て直して行くのかには”密かに”注目したいと考えています。
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コメント 4

キャロロ

小泉進次郎氏が一番注目されるようでは・・・。
立て直しには時間がかかりそうですね。
唯一チャンスがあるならブーメラン政党の民主党が
また調子にのりすぎて墓穴をほった時でしょうか?
そうならないことを願いますが。^^
by キャロロ (2009-09-24 20:08) 

yokohamachuo

いつもご覧戴きまして有難うございます。

これは多くの自民党員も同じ意見だと思いますが、民主党の失策を期待しているだけでは「最早、自民党の存在価値は無いに等しい」と言わざるを得ないでしょう。

谷垣氏は再三「小さな効率の良い政府を作るべき」と訴えていましたが、それならば「役人の天下り」や、アニメの殿堂に象徴されるような「無駄な公共事業の中止・撤廃」に全く取り組もうとしなかったこれまでの自民党とはきっぱり”訣別”すべきです。

それが出来るかどうかが「自民党再生のカギ」となりそうです。



by yokohamachuo (2009-09-25 06:32) 

きゅんぱち

やはりですねぇ、キングメーカー気取りのモリチロウ(痴漏?喜朗?)さんや、
「うちゅくちぃ国、ニッポン」
を書いて奇声を上げた、あ、気勢でしたっけ?アベシンゾーさんが当選しているようでは仮にこの3人のウチ誰が総裁になっても派閥談合体制は変わらないでしょうな。
こんな無意味なことをやっていくうちに民主党は続々と政治主導の成果をあげていくことになるのかもしれないです。
国民も日教組一派の存在感は否定しつつも現時点では自民党よりも正直な人材が豊富な民主党を「とりあえず仕方ないから」支持していくということになるんでしょうな。
その間は間違っても現行体制での自民党が政権を取り返すということはありえないところでありましょう。
by きゅんぱち (2009-09-27 13:49) 

yokohamachuo

いつもご覧戴きまして有難うございます。

民主党政権がどこまで続くのかは、今後の政策遂行能力如何にかかってくると思います。そうした状況下で自民党が対案をしっかりと提示して野党としての実力を発揮できなければ、壊滅する可能性もあるでしょう。
何せ、学会票があったからこそ119議席で踏み止まったわけですから、同じく野党となった公明党とどういった連携をするのかも注目です。

by yokohamachuo (2009-09-27 21:38) 

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