今年で引退40周年 [名所・旧跡]
2010年は、蒸気機関車のD51(デゴイチ)が45年振りに山梨県内を疾走したことでも話題になりましたが、諏訪湖のほとりでひっそりと余生を過ごしていたもう一両のデゴイチは、今年で現役引退40周年を迎えました。
諏訪市に保存されているこの「D51 824号」は、戦争中の1943年3月16日に当時の国鉄浜松工場で製造された、とのこと。1949年に上諏訪機関区に配属されて以来、1964年3月まで中央東線、篠ノ井線の主力機関車として活躍し、その後は松本、長野の両機関区へ転属しながら1970年8月に現役を引退するまでの27年間に約170万キロ(地球42周分)を走り抜いたそうです。
ちなみに、記者が生まれたのはこのD51が引退した1970年ですから、あらためて歴史の重みを感じます。幸いにも保存状態は良好のようなので、当面の間は諏訪湖のほとりで今まで通り過ごしていくことになりそうですが、この地を訪れて「一度でいいから動いている姿を見てみたいなあ・・・」と思うのは、決して記者一人だけではないでしょう。
諏訪にD51が保存されているのは知りませんでした。探せば長野県内に他にもありそうですね。機会があれば諏訪湖の近くを訪ねます。
by ドラもん (2010-06-29 17:57)
いつもご覧戴きまして有難うございます。
私はここ数年、全国行脚をしている最中に出雲大社(島根県)や天竜二俣(静岡県)でD51が保存されているのを見てきましたから、結構意外な所に保存されている可能性はあります。
by yokohamachuo (2010-06-30 11:32)