幕を閉じた「開かずの踏切」 [社会]
ピーク時には1時間に57分も遮断されるなど、60年以上前から「魔の踏切」と恐れられていたJR戸塚駅前の大踏切は、3月25日の16時をもって廃止されました。
同日の15時からは、一足先にアンダーパスが開通。その歴史的瞬間を一目見ようと、戸塚駅周辺には大勢の市民や報道関係者が詰めかけました。
駅周辺で一部100円で販売されていた『戸塚踏切新聞』の記事によると、1962年(昭和37年)から始まった戸塚駅周辺のまちづくり計画は、この日のアンダーパス開通で造成や建築に関する事業は終了する、との事。これによって「大踏切に代わる戸塚の新しい物語を作っていく時代がスタートする」のかどうか、記者としてもじっくり観察していきたい所です。
ちなみに、西口側から「アンダーパス一番乗り」を果たしたのは、写真のバイクでした。