そして今年も日が暮れる・・・ [余談]
米国に端を発した「リーマンショック」による世界経済の混乱、国内では凶悪事件の続発と政局の混迷、そして「ゆるキャラ」ブームの到来(笑)と、何かと慌しかった2008年も、間もなく幕を閉じようとしています。
あらためて振り返ってみると、最後の最後まで明るい話題が少ない一年になってしまった感もあります。記者自身も、あちこち出歩いて様々な話題に接することが出来たのは収穫でしたが、その為に貯金を取り崩す生活を余儀なくされるという、悪戦苦闘の一年でもありました。
そんな中でも、面白半分に本欄で紹介した「サイバンインコ」が全国的な注目を集めたのは、記者としては意外な出来事でした。記事のアクセス件数は合計で1万9千件を突破し、その結果、本欄全体でも10万件の大台を超えることが出来たのはひとえにご覧戴いた皆様のお陰であり、この場を借りて厚く御礼申し上げる次第です。
さて、2009年はいよいよ「横浜開港150周年」の節目の年です(笑)。
一体、本欄でどれだけ紹介出来るのか、そもそも本欄を継続することが出来るのか、率直に言って現時点では全く見当もつきません。しかし、09年も「なるべく面白い話題」「あまり他の人が取り上げない話題」「記者があちこち出歩いて見つけた話題」を神奈川県内中心に紹介していきたいと考えておりますので、今後とも遠慮なくご意見・ご感想をお寄せ戴ければ幸いです。
最後に、2009年が皆様にとって幸多き一年でありますことをお祈り申し上げて08年を締めくくりたいと思います。ご覧戴きまして誠に有難うございました。
懐かしの車両 [余談]
記者は最近、度々近鉄を利用する機会があるのですが、富田駅に到着した際にたまたま懐かしい車両を見かけました。
この車両は、かつて「西武鉄道701系電車」として活躍していたもので、89年に三岐鉄道へ移籍してからは801系として運用されているようです。記者は西武池袋線を初めて利用した時(約25年前)に乗った記憶がありますが、本当に701系だったかどうかは定かではありません(苦笑)。ちなみに、西武鉄道出身の車両が走っているのは、三岐鉄道(近鉄富田~西藤原)と秩父鉄道(羽生~三峰口)くらいなものですから、結構貴重な存在だったりします。
【注:西武の旧車両は流鉄(馬橋~流山)でも使用されていました。訂正してお詫びします。】
偶然見かけた演習風景 [余談]
先日、記者は用事があってJR横須賀駅を利用した折、公園前の港で海上自衛隊の潜水艦が演習を行っているのを偶然目撃しました。
率直に言って、記者は防衛関係の知識に疎いので何をやっているのかは存じませんが、一隻の潜水艦乗組員が旋回中も甲板に直立している姿は初めて見ました。
ゆるキャラを超越した「新人類」!? [余談]
11月1・2日の両日、横浜市中区で開催された「秋の収穫祭」にさっそうと登場したのは、神奈川新聞の異色キャラとしても知られる「カナロコ星人」です。
(神奈川新聞カナロコ星人→http://planet.kanaloco.jp/)
ちなみに、この収穫祭の行われる時期は県内各地でも様々な催しが行われている為、会場では比較的余裕を持って様々な”キャラ見物”ができますので、興味のある方は来年是非とも横浜へお越し下さい。
NHKもキャラがお好き? [余談]
NHKのキャラクターと言えば、「どーもくん」や「ななみちゃん」を思い出す方も多いでしょうが、どうも最近、地方局でも独自のキャラを作り始めたようです。
先日、記者は福島駅周辺をぶらぶら歩いていた所、駅から数分の距離にあるNHK福島放送局で見た事もないキャラに遭遇し、ついついつられて局舎の中に入って写真を撮ってしまいました。
このキャラは、その名を「ふゆ~ちゃん」と言うそうで、福島のローカル番組では”動き回りながら”活躍しているようです。
↓スタジオの片隅でひっそりと佇む「ふゆ~ちゃん」
これまで、行く先々でキャラに遭遇してきた記者としては、今後とも発見次第本欄でご紹介して行きたいとは考えていますが、流石に全国のNHK放送局を回ってキャラを探す気にはなれません。どうぞ悪しからず(笑)。
(NHK福島放送局→http://www.nhk.or.jp/fukushima/station_info/character.html)
「道の駅」の看板キャラ? [余談]
昨年の6月に完全復旧したJR越美北線九頭竜湖駅に隣接している「道の駅 九頭竜」では、とても素朴なキャラが観光客を出迎えてくれます。
関係者の話によると、このキャラは8年近く前から道の駅に立っているとの事で、名前は「コーン太くん」だそうです。見た目の通り、トウモロコシをモチーフに作られたようですが、何故か大根をぶら下げていたりします。
ちなみにJR九頭竜湖駅自体は、普段は6本しか列車が発着しないような寂しい終着駅であり、旧和泉村(現福井県大野市)も典型的な過疎地域の雰囲気を漂わせています。しかし、駅前は上記のコーン太くんやら恐竜やらで結構賑やかだったりしますので、興味のある方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?
(道の駅 九頭竜→http://www.kuzuryu.net/)
久々の越美北線 [余談]
04年に発生した福井豪雨の影響で鉄橋が流出し、一時は路線の存続さえ危ぶまれたJR越美北線(福井~九頭竜湖間55.1km)ですが、昨年6月に全線復旧して以後は再び沿線住民の足として活躍を続けています。
記者は00年、当時は運行していた連絡バスを利用して美濃白鳥~九頭竜湖~福井と旅して以来、実に8年振りの利用となりました。当時の沿線の記憶は殆どありませんが、今回利用してみると鉄橋の真新しさが非常に目立ち、「流石に復旧の為に40億円近くもかかっただけの事はある」と感心した次第です。
今回、たまたま地元関係者(多分、福井県の職員の方だと思われます)にお会い出来たので04年の水害の話題について水を向けた所、「越美北線と並行する足羽川(あすわがわ=九頭竜川の支流)にはダムが無い為に氾濫したが、ダムのある九頭竜川本流は殆ど被害を受けなかった」との事でした。また、これを受けて結局足羽川にもダムが建設される事になったという事実を知り、ちょっと複雑な気持ちにもなりました。
ただ、「福井自体は水資源に恵まれているので、建設されるダムはあくまで治水(水害防止)目的に止まる」との事であり、いわゆる「穴あきダム」となるようです。
この一件だけを見ても「自然との共存」の難しさをつくづく実感せずにはいられない記者なのでした。
ようやく見つけた「ノルフィン号」! [余談]
先日、東京に用事があった際、川崎で途中下車して「駅前観察」を続けていた所、ようやく1台きりのラッピングバスを発見し、写真に収める事に成功しました。
何しろ相手は営業中である上に、こちらの都合良く動いてくれない事もあって結構困難を極めました。しかし、何とか全体像を把握する事が出来ましたので、わざわざ早起きして川崎駅前周辺でノルフィンバスを探していた記者としては「やれやれ・・・」とほっとした次第です。
ここまで来たら、当然の如く着ぐるみも写真に収めなければ「引っ込みがつかない」といった所ですが(笑)、こちらはどうも一筋縄には行かないようです。
「サイバンインコ」恐るべし!! [余談]
先般もお知らせ致しましたが、昨年10月の本欄記事でサイバンインコを紹介して以来、サイバンインコの話題がメディアで取り上げられる度に多くの皆様にご覧戴いております。その結果、6月3日には何と本欄がso-netブログランキングで1位になるという珍事が発生しました。
実は、昨年10月に記事にした段階ではそれほど大きな反響はありませんでした。しかし、その後「R-25」のコラムで検察キャラが取り上げられた際、いきなり一日で1500件を越えるアクセスを記録するという”事件”が発生しました。
本欄は普段、一日100~300件程度のアクセスしかない(記者としましては、それだけご覧頂ければ上等、とも考えておりました)ので、その時は「一体何が起こったのだろう?」と首を傾げていましたが、これはどうやらGooogleで「サイバンインコ」を検索すると本欄が一番上に出てくるのが大きな要因のようです。
それ以後も鳩山法務大臣がサイバンインコの着ぐるみを着た5月24日には2845件(ブログランキング4位)、検察キャラの話題が新聞各紙で紹介された6月3日には何と7133件(ブログランキング1位)を記録するまでに至りました。
ちなみに、本欄の面白いのはその先です。メディアにサイバンインコが登場する直後にはアクセス件数が一気に上昇するものの、3,4日後には普段どおりの300件以下(アクセスランキング1000位以下)に戻る、という現象がここ何回か繰り返されているのでした。つまり、この現象の意味する所は「サイバンインコに興味があっただけで、他の記事には興味が無い」と検索された方が言っているようなものであり、実際に6月3日に他の記事を見られた方は全体の15%程度に止まっていたりするのです。そう考えると、今後また本欄が何千件ものアクセスを記録する時があったとするならば、その時はまたサイバンインコに何かがあった、という証左に他ならない思われます(笑)。
尚、当のサイバンインコはと申しますと、鳩山大臣が「裁判員制度の統一キャラにせよ」との指示を関係各所に出した、との事ですので、今後は全国各地でお目にかかれるかも知れません。
記者としては、「じゃあ、かちけん君やなっちはどこに行ってしまうのだろう・・・」と、そっちの方が気になってしまう今日この頃です。
マニア向け放送局? [余談]
記者が生まれ育った横須賀市は、海を隔てた千葉県の富津岬と距離が近い為か、千葉テレビ(通称:チバテレ・CTC)の受信状態が地元のテレビ神奈川(tvk)よりも良く、それ故記者は子供の頃からチバテレを視聴して来ました。
このチバテレの良い所は、何と言っても「在京キー局(フジやテレ朝など)ではとても見られないようなマニア好みの番組が見られる」という点に尽きます。
元々、チバテレは1970年に発足した”独立U局”です。UHFアンテナを必要とする後発局ゆえに開局当初から苦しい台所事情が続いて来た事もあり、記者が子供の頃は『お茶の間BGM』という、静止画で音楽を流すだけの番組もありました。これは恐らく、スポンサーがなかなか見つからなかったが為の”苦肉の策”だったのでしょう。
しかし、そうした中でも『なのはな体操』やら『おーいおはなしだよ』やら『CTC930ニュース』といった千葉ならではの番組が放送されていたので、記者は何だかんだでtvkよりもチバテレを視聴していた記憶があります。何より、今や伝説の番組となった『週刊TV広辞苑』(製作:よみうりテレビ)を関東で初めて放送したのが、他ならぬチバテレなのです。
そんな記者が、つい最近何気なくチバテレを見ていてすっかりはまってしまったのが『チュバチュバワンダーランド』という”5分番組”です。
基本的には千葉県とチバテレを紹介する番組のようです。しかし、「♪チュバチュバチューバ チュバチュバ~」という歌い出しから始まるこの曲は、一度聴いたら忘れられないようになってしまうほどの印象の強さを感じます。
(『チュバチュバワンダーランド』→http://www.chiba-tv.com/hobby.html)
とにもかくにも、「チバテレビ→チュバテレ→チュバチュバCHUーCHU-CHU-」という奇想天外な展開が、記者はとても好きです。皆さんも「退屈で死にそうな時」や「気分が落ち込んで憂うつな時」は是非一度『チュバチュバワンダーランド』を御覧になってみる事をおススメします。