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横浜の風景(4) [名所・旧跡]

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 今や、横浜市は人口367万人を抱える大都市に成長し、市域の殆どは宅地や工業地帯に開発されていますが、元々丘陵地が多いこともあってか、所々に意外な自然が残されていたりします。
 その中でも特に異彩を放つのは、戸塚区にある「まさかりが淵」です。戸塚区の中心部を流れる柏尾川と共に境川に流れ込む、宇田川の中流にあるこの”滝”は、河川改修で作られた人工滝ですが、市民の憩いの場として親しまれています。
戸塚区018.jpg
戸塚区026.jpg
 (戸塚区 まさかりが淵→http://www.city.yokohama.jp/me/totsuka/kids/history/masakari.html
 (横浜市環境創造局→http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/green/shiminnomori/shimin_masakari.html
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コメント 4

OCEANBREEZE

本日も電車を撮影に戸塚へ行きました。柏尾川沿いも散歩
しましたが、こんなところがあるのですねw知りませんでした。
再開発で話題の戸塚ですが、自然も多く残っていますね。
by OCEANBREEZE (2009-11-15 21:58) 

yokohamachuo

いつもご覧戴きまして有難うございます。
戸塚には”陸の孤島”と呼ばれる地域が今も点在し、住民や区にとってはそれが悩みの種だったりします。しかし、逆に言えばそれだけ自然が残されているという証明でもあるのではないか、と私は最近好意的に解釈するようになりました(笑)。


by yokohamachuo (2009-11-16 18:10) 

きゅんぱち

ほぉ〜、よく整備されてますよね。
きゅんぱちの実家がある旭区のYOKOHAMA若葉台の近隣に帷子川の源流があるそうなんですが、こちらはそれほど整備されていないようです。
ただ、帷子川自体は鶴ヶ峰付近を中心として、親水公園のような形に整備されたと聞いています。
かつては単なるドブ川だったんですけどもね(遠い目)。

こう言うところは横浜市はじつにうまいことをやりますよね。

余談ですが、首都高速横羽線の桜木町から関内の区間は半地下および掘り割り式になっていますよね。
実は当初の計画では全線高架式の設計図まで出来上がっていたんだそうです。
これは飛鳥田市長の時代に田村明氏(現・法政大学名誉教授)を企画調整局という舌を嚼みそうな部局を送り込んで縦割り土建行政を横断し、高架式となるとただでさえ根岸線の高架によって馬車道側と野毛側および石川町側とで街並が分断されている雰囲気なところへ持ってきて高速道路によって風景をも分断されてしまう、と言う弊害を計画的かつ未然に除去できたという成果をもたらしたのだそうです。

そういう風土が長い年月を経て姿を変え形を変えて今に息づいているのかなと思いました。
(^ー^)
by きゅんぱち (2009-11-20 04:11) 

yokohamachuo

いつもご覧戴きまして有難うございます。
確かに、私が子供の頃は都会の中心部を流れる河川はみんな「ドブ川」のような状態でした。
しかし、帷子川などは魚どころかアザラシまで上ってくるようになった位ですから、市内河川全体の水質がかなり改善したことは間違いないでしょうし、だからこそ「親水公園」のような形が増えてきたのでしょう。
 
ちなみに、横羽線の件は初めて知りました。大変参考になります。

by yokohamachuo (2009-11-21 01:11) 

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