西武線戦「異状あり」? [社会]
株式の再上場をめぐる西武鉄道の”騒動”がにわかに注目を集めていますが、4月17日のJ-CASTニュースでも以下のように報じられています。
西武ホールディングス(HD)と筆頭株主である米投資会社サーベラス・グループとの対立が、泥沼化の様相を強めている。 西武HD株の32.4%(議決権ベース)を保有して筆頭株主のサーベラスは、株式公開買い付け(TOB)を表明。目指す西武HD株の保有上限を当初は36.44%としていたが、目標を44.67%に引き上げると4月5日に発表したのだ。過半数近くまで保有して経営の主導権を握る意向を示したことになる。西武HD側は強く反発しており、6月の西武HDの株主総会に向け、議決権の委任状争奪戦(プロキシファイト)に発展する可能性が指摘されている。
今回の件では、サーベラス側の”攻勢”に危機感を強めた西武鉄道側が新聞広告で「公開買い付けに応じないで」と一般株主に呼びかけるなど、攻防はますます激しくなる様相を呈しています。これによって、秩父線を筆頭とする赤字路線や球団がどうなるのかも気になりますが、西武線の利用客やライオンズファンそっちのけの争いには、正直うんざりしている人も多いのかもしれません。
筆頭株主になられたら大ピンチですね。
株式会社の経営とは難しいものですね。
by キャロロ (2013-04-28 10:59)
いつもご覧戴きまして有難うございます。
そもそも、西武鉄道の元オーナー(堤義明氏)は企業の公共性を無視するかの態度を取り続けたがために上場廃止へ追い込まれたのであり、そのことをサーベラスも忘れてもらっては困ります。
「金儲けの為には、利用者や顧客の意向を無視する」という意図が見え隠れする今回の騒動については、とにかく腹立たしいとしか言いようがありません。
by yokohamachuo (2013-04-29 21:43)