寂しい夏 [社会]
横浜市内では数少ない温泉宿泊施設としても知られた大船ラドン温泉は、惜しまれつつも今年6月末を以って閉館となりました。
一部情報によると、3月11日の震災以降に利用客が減少し、その影響もあって閉館に追い込まれた、とのこと。元々利用料金が割高(入浴料1日1500円)だったこともあり記者は一度も利用しませんでしたが、「閉館前に一度行っておきたかったなあ・・・」と今更ながらに悔やんでいます。
尚、会社のHPは閉鎖され、「昭和47年開業以来39年にわたりご愛顧いただきました大船ラドン温泉は、 このたび諸般の事情により6月末日をもちまして閉館いたしました。皆様の長年にわたるご愛顧に心から感謝申し上げますとともに、ご迷惑をおかけしますこと心よりお詫び申し上げます。」という一文だけが掲示されています。
神奈川県内では特に箱根周辺の観光客が激減するなど、観光業界を中心に「震災不況」とも言うべき現象が各地で報告されているのは気になります。
(大船ラドン温泉営業中の様子は、『いかす温泉天国』へ
→http://maboroshi-ch.com/maboblog/shida/2011/06/no02.html)
閉鎖してしまうなんてもったいないですね。
風呂好きの国民性を考えれば経営面を見直すことでいくらでも
復活のチャンスはあったのではと思えて、こういう施設がなく
なるのは残念です。
それにしても国のすること、いや何もしないことには本当に
腹が立ちます。経済を悪化させ、国民に不信感ばかりを増幅
させ、こんなんでいいのでしょうか・・・。
by キャロロ (2011-07-04 20:05)
いつもご覧戴きまして有難うございます。
震災後の観光業界は目を覆うばかりの惨状のようで、今後もこうした例は後を絶たないような気がしてなりません。
本当に、政府にはいい加減「何か」をして欲しいものです。
by yokohamachuo (2011-07-04 22:53)