「モモタロウ」が逝く！ [社会]
全国紙の地方版でも既に報じられていますのでご存知の方も多いとは思いますが、今月の14日に野毛山動物園（横浜市西区）のレッサーパンダ「モモタロウ」が”突然死”しました。享年9歳との事です。
野毛山動物園には、これまで「モモタロウ」の他にも、オスの「チップ」とメスの「キンタ」（写真下）の２頭が暮らしていました。従って、今後しばらくは残りの２頭で暮らすことになりそうです。
尚、死因については「現在特定出来ていない」旨の発表しかありません。
（野毛山動物園ＨＰ→http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/dousyoku/nogeyama/topics/s98.html）
そこで記者が直接動物園の担当者に問い合わせた所、以下の事実が判明しました。
①動物の突然死については、多々あるものではない。
②現在、病理組織検査等を行っているが、ウイルス感染が原因ではない模様。
③死亡当日は、ＡＭ６：００に巡回した時は元気にしていた。にも拘らず、飼育員が出勤した７：００過ぎには息を引き取っていたので、本当に突然心臓が止まった様子が窺える。
④レッサーパンダの寿命自体は、野生では１０歳～１５歳程度であるが、モモタロウは”老衰”ではない。
⑤モモタロウは比較的人間になついていた事もあり、ストレスが原因とは考えられない。
つまり、このような事例は比較的珍しいようで、動物園関係者も首をかしげている、という状況のようです。
いずれにしても、野毛山動物園では唯一の「立つレッサーパンダ」だっただけに残念な事にはなりましたが、残りの２頭にはモモタロウの分も長生きしてもらいたい、と切に願う次第です。
励ましを頂きまして、
ありがとうございました。
まだ落ち着きを取り戻せませんが、
がんばってまいります。
by risu (2007-10-19 21:44)
モモタロウのことはよく知りませんでした。それでも人気キャラだったことは容易に想像がつきます。残念なことになりました。
人間であれば、突然死は脳血管障害か心筋梗塞や不整脈などの心疾患を考えますが、レッサーパンダではどうなのでしょうか。さすがに病理解剖学・法医学が人間ほどは進んでいないでしょうから、全ての疾患を見逃さずに発見するのは難しいのかも知れませんね。
by 筍ＥＮＴ (2007-10-19 22:18)
takagaki様、いつもご覧戴きまして有難うございます。
精神的にも体力的にも大変な時期でしょうが、くれぐれもご自愛下さいませ。
私は何も出来ませんが、心よりご冥福を申し上げる次第です。
by yokohamachuo (2007-10-20 00:32)
筍ＥＮＴ様、いつもご覧戴きまして有難うございます。
私が飼育担当（？）の方に話を聞いた限りでは、最初に心臓の話が出て来ましたのでやはり心疾患の可能性が高い、と考えているようです。
レっサーパンダの場合、まだその生態自体が解明されていない部分もあるようですから、今年の夏に市川市の動物園で死亡したレッサーパンダについてもはっきりとした死因は特定出来てはいないようです。
by yokohamachuo (2007-10-20 00:39)