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地味に40周年 [社会]

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 横浜駅を起点として、「鉄道発祥の地」としても知られる桜木町駅を経由して大船へと続くJR根岸線は、全線が開通して今年で40周年の節目を迎えました。地元のミニコミ紙である横浜タウン新聞は、以下のように報じています。

横浜から洋光台までだった根岸線が1973年(昭和48年)4月9日、、大船まで延びて全線が開通、JR港南台駅と本郷台駅も開業して40年を迎える。港南台駅では4月20日、港南台駅が主催し港南台連合自治会、横浜港南台商店会、地域の大型店などが協力して「根岸線全線開通・開駅40周年」の多彩なイベントを企画、本郷台駅でも記念の催しを行う予定(イベントの詳細は4月11 日号で紹介)。本紙編集部では、根岸線全線開通40周年記念Tシャツの販売を行う。 JR根岸線は1964年(昭和39年)、横浜〜磯子間の開業のあと70年(昭和45年)に洋光台まで延伸、その3年後に全線開通、4月9日で40年になる。計画当初は、根岸、磯子の臨海工業地帯への従業員、貨物輸送のウエイトが高かったが、同線の延伸開通に伴い、周辺の高層住宅で形成する街づくりが進んだ。 沿線の宅地化、根岸線の全線開通が横浜市南部地域の人口増加に拍車をかけることになった。 今では、沿線地域住民の重要な足として、その使命を担っている。

 根岸線については記者も日頃から頻繁に利用していますが、一度もヘッドマークが付けられることは無かった為、40周年の事実を知ったのは地味なイベントが行われた20日以降です。というか、つい昨日のことだったりします(苦笑)。

西武線戦「異状あり」? [社会]

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 株式の再上場をめぐる西武鉄道の”騒動”がにわかに注目を集めていますが、4月17日のJ-CASTニュースでも以下のように報じられています。

西武ホールディングス(HD)と筆頭株主である米投資会社サーベラス・グループとの対立が、泥沼化の様相を強めている。 西武HD株の32.4%(議決権ベース)を保有して筆頭株主のサーベラスは、株式公開買い付け(TOB)を表明。目指す西武HD株の保有上限を当初は36.44%としていたが、目標を44.67%に引き上げると4月5日に発表したのだ。過半数近くまで保有して経営の主導権を握る意向を示したことになる。西武HD側は強く反発しており、6月の西武HDの株主総会に向け、議決権の委任状争奪戦(プロキシファイト)に発展する可能性が指摘されている。
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 今回の件では、サーベラス側の”攻勢”に危機感を強めた西武鉄道側が新聞広告で「公開買い付けに応じないで」と一般株主に呼びかけるなど、攻防はますます激しくなる様相を呈しています。これによって、秩父線を筆頭とする赤字路線や球団がどうなるのかも気になりますが、西武線の利用客やライオンズファンそっちのけの争いには、正直うんざりしている人も多いのかもしれません。
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まだまだ健在!! [社会]

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 以前、NHKのローカルニュースでも取り上げられ、”ゆるキャラの代表格”としての地位を不動のものとした「とつか再開発くん」ですが、3月3日に行われた戸塚区新総合庁舎のお披露目イベントで久し振りに姿を現しました。
 記者は07年の仮設店舗開業時にお目にかかって以来、約6年振りのご対面となりました。毎年の恒例行事である戸塚区民まつりにも殆ど姿を現さなかった為、「ひょっとしたら、もう会えないのでは・・・」と思っていただけに、再開発くんがイベント会場の片隅にひょっこり現れた時は、ちょっと感動と興奮を覚えてしまいました。

 会場には、戸塚区民にすっかりおなじみとなった「ウナシー」や他のキャラも登場し、イベントに花を添えていました。
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 (関係者とひそひそ話をするウナシー)
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お披露目された「新庁舎」 [社会]

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 07年から行われてきた横浜市の戸塚駅西口再開発事業も、いよいよ最終段階を迎えました。
 3月3日には駅前に建設された戸塚区総合庁舎の「お披露目イベント」が開催され、多くの区民が会場に訪れていました。
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 また、この日は午前中に記念式典、午後には地元出身でもあるソプラノ歌手の雨宮麻世さんのコンサートや和太鼓の演奏などが行われ、新庁舎の完成を盛り上げていました。
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 ちなみに、区役所業務の移管は3月11日からで、18日には全ての業務が新庁舎で行われる予定です。これに伴って旧庁舎は閉鎖されますが、記者が解体の予定を区役所関係者に尋ねた所「具体的な日取りは決まっていないが、年内には解体する見込み」とのこと。
 「旧庁舎にお別れを言いたい」「写真に収めておきたい」という方は、どうぞお早めに!(笑)
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横浜に降臨??「土佐の英雄」 [社会]

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 横浜の赤レンガ倉庫に到着した当初から一部報道でも紹介されていましたが、ご覧の坂本龍馬像は高知県産野菜をPRするイベント(高知野菜の夜明けぜよin横浜赤レンガ倉庫)の目玉企画として、高知駅前からわざわざ運ばれて来たものです。

 この像は発泡スチロールとウレタン製との事なので、比較的軽いようではあります。しかし、高さは約5.3メートルもあり、近くで見るとなかなかの迫力です。
 
 ちなみに、このイベントは10日までですので、興味のある方はお早めに。
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追い打ちをかけた「風評被害」 [社会]

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 かねてより記者が注目し、本欄でも度々紹介していた銚子電鉄ですが、またまた苦境に立たされているようです。

 2月2日付けの毎日新聞では、以下のように報じています。
 銚子電気鉄道(千葉県銚子市)は1日、東日本大震災以降の経営難から、自主再建を断念、地元の銚子市や県などに支援を要請していると発表した。今後、同市出身の企業家らが設立した財団法人などから資金援助を得たり、運行と線路などの施設管理の主体を分ける「上下分離」を実施したりして、経営刷新を進める。  銚子電鉄は創立90年。銚子-外川間6.4キロを1~2両編成の電車が1日33往復し、名産の「ぬれ煎餅(せんべい)」の生産・販売などで近年の経営難を乗り越えてきた。  しかし震災後、風評被害による観光客減少などで11年度の乗客は約48万人と前年度比23%減。13年3月期の経常損失は数千万円規模の見通しで、車両や電機設備の交換資金も不足する状況という。  こうした経営危機から昨年末、「自主再建路線」を進めてきた小川文雄氏が社長を退任。かわりに就任した税理士出身の竹本勝紀氏は、昨春、市内の企業支援のため設立された財団法人に資金援助を求めるほか、市や県へも支援要請するという。  記者会見した竹本氏は「自主再建路線は不可能と判断した。当面の運行に支障はないが、地域の足として存続できるよう、関係者と協議する」と話した。【武田良敬】
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 記者も2012年3月に銚子へ行った際、関係者から「震災の影響で2~3割も利用客が減少している」という話を聞いていましたので、「やはりな・・・」という思いもあります。ただ、震災で線路や施設がズタズタになった訳ではなく、観光客が戻りさえすればある程度は業績の回復が見込まれるだけに、地元自治体も積極的に支援をする可能性はあります。

 いずれにせよ、銚子電鉄にはあらゆる手立てを講じても生き残る道を模索してもらいたい、と願ってやみません。
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正月を彩る恒例行事 [社会]

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 正月気分もすっかり消え失せた13日、横浜市中区の赤レンガ倉庫で毎年恒例となった横浜消防出初式が開催され、好天もあいまって多くの家族連れでにぎわいました。
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 今年は、出初式の定番でもある古式消防演技や消防訓練に加え、特殊災害対応訓練なども披露されました。また、ステージの最後には「演歌歌手 栗田けんじと消防音楽隊」によるコラボレーションライブも行われ、栗田氏は有線チャートで人気を集めた『笑顔のふるさとを築くため』『消防団の唄』を熱唱しました。
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珍しい「クーデター」 [社会]

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 各紙でも一斉に報じられていますが、日経新聞は1月9日付けで広電社長、事実上の解任 駅前大橋線で孤立かとの見出しで、年明け早々の社長交代劇を詳細に報じています。

 広島電鉄は8日、越智秀信社長が取締役に降格し椋田昌夫専務が社長に昇格したと発表した。越智社長は就任から約2年半での交代となる。国土交通省出身の越智氏は大田哲哉元社長(故人)の遺志を引き継ぎ、最大の懸案であるJR広島駅前に直線で入る「駅前大橋線」の整備計画を推進していた。だが、車両の進入方法を巡り社内対立が表面化。越智氏は社内をまとめ切れなかったことが今回の突然の交代につながったとみられている。  社長交代は8日に開催した臨時取締役会で決定した。同日付で越智氏の事実上の解任を実施した。広電は発表文の異動の理由で「代表取締役の独断的な業務執行で会社組織の正当な業務執行に支障をきたしている」と、越智氏への不信感を表明した。  越智氏の解任は緊急動議ではなく、4日付の取締役会招集通知には「代表取締役の解職について」と記されていた。広電に近いある経営者は「越智氏は経営陣の中で孤立しており、社内でクーデターが起こりかねないと聞いていた」と話す。  越智氏は大田元社長が国交省から招いたが、社長に昇格する椋田氏も大田元社長の信頼が厚く、大田元社長は椋田氏が越智氏を支える経営体制を目指していた。椋田氏は鉄道、不動産、人事部門など幅広い分野を経験し社内外での人脈も広い。椋田氏の社長就任で、駅前大橋線など広電の経営方針が大きく転換する可能性がある。  越智氏が降格された今回の人事の直接の引き金となったとみられるのは、「駅前大橋線」の整備計画。現在、広島市中心部から遠回りして広島駅に入る路線を直線にして時間短縮を図る大事業だ。広島市の検討委員会は2010年から広電の乗り入れ方法を検討しており、高架方式と地下方式に絞り3月までに結論を出す予定だった。  越智氏は10年の社長就任当初から地下方式を主張。昨年末の日本経済新聞のインタビューでも、「高架方式は道路上に軌道を支える柱を設置するため駅前の交通が混雑する」と、地下方式のメリットを訴えていた。  だが、昨年12月の市の委員会では、複数の市議会議員が高架案を主張。広電の社内でも「事業費を抑えられる高架案が望ましい」とする意見も広がっていた。一方で、越智氏は「12年度中に基本方針を決めてもらわないと、予定している16年度末の完成に間に合わない」と焦りを募らせており、これが経営陣の中で孤立を招いた理由ともみられている。  広電は昨年、電車創業100周年を迎え、老朽化した路面電車の更新や古い車両を活用したレストランの開店などの記念事業を開催。「次の100年も市民に愛される企業にしたい」と話していた。記者会見を頻繁に開き、自ら事業について説明。メディアとのインタビューでも広報担当者を介さず単独で応じることが多く、「スタンドプレー的に見える部分があった」との指摘も多い。
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 昨今は少子高齢化の影響やマイカーの普及で地方私鉄の経営は悪化の一途を辿っており、取引銀行から経営責任を問われて社長を解任される例は少なくありません。
 しかし、比較的経営が安定している広島電鉄の場合は、少々事情が複雑なようです。上記記事によると「路線の高架化か地下化かをめぐる対立」「社長の独断専行」等といった背景もあるようですが、記者の視点からすると、そもそも国交省の天下りを経営トップに据えたこと自体が問題だったような気がしてなりません。

 いずれにせよ、今回のドタバタ劇が広島電鉄の今後にどのような影響を及ぼすのか、利用者の広島県民ならずとも気になるところです。

立体化工事をめぐる「噂話」!? [社会]

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 「例の立体化工事なんだけど、いまだに1軒が立ち退きを拒否しているらしいよ・・・」
 記者が戸塚駅周辺に住む方からこんな話を聞いたのは、昨年11月末のことです。戸塚駅前の大踏切については過去に本欄でも取り上げたことがあり、記者も立体化工事の完成を”首を長くして待っている身の上”(?)でもあるので、その方の話を聞き流す訳にはいきませんでした。
   (本欄過去記事→http://yokohamachuo.blog.so-net.ne.jp/2010-02-27
 その方は続けざまに「結局、市が行政代執行をすることになり、その影響で完成が1年近くずれ込むらしいよ」ともおっしゃっていたので、記者も「流石は半世紀以上も”開かずの踏切”として君臨しているだけに、一筋縄ではいかないな・・・」と思わず納得してしまったものです。
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 しかし、そこで納得して話を終わらせてしまうような記者ではありません。この話を受けて後日、横浜市の担当者に電話で確認してみた所、担当者からは意外な言葉が返ってきました。「立体化工事は予定通りに完成する見込みである」と・・・・・。
 担当者いわく「車道のトンネル(アンダーパス)は一応出来上がってはいるが、JRの線路を10センチでも下げる訳にはいかないので、線路の基盤を支える桁の受け換えに手間がかかっている」とのこと。また、「行政代執行をするという話は、過去にも存在しない」ときっぱりと否定し、工事そのものは順調に進んでいると力強く述べていました。

 結局、工事期間が長いゆえに様々な憶測が飛び交っていたのでしょう。一見するともっともらしい噂話も、よくよく確認してみると「単なる都市伝説に過ぎなかった」というのが何とも興味深い所ですが、これこそがかつてのワンマン首相をも悩ませた”開かずの踏切”の歴史を如実に物語っているのかもしれません。
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 さて、肝心の立体化工事ですが、歩道橋は2014年度中に、車道のアンダーパスは2015年4月にそれぞれ完成・開通する予定とのことですので、記者もその時までじっくりと様子を観察していきたいと思います。

 

迷走する民主党 [社会]

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 今さら興味も関心も沸いて来ませんが、田中法務大臣をめぐる辞任騒動については情報が錯綜しているようです。

 神奈川新聞は19日に号外で「間もなく辞任」と報じたかと思えば、翌20日の一部報道では「辞任を拒否した」となっているなど、報道機関も本人の真意を測りかねているようです。ただいずれにせよ、野田政権そのものが”死に体同然”の状況であることに変わりがなく、田中法務大臣の地元(選挙区内)に住む記者としては「もう、どうでもいいよ・・・」という心境です。

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